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【関東大雪|2週連続】 今週末も中止.. そんな日は

2014/2/15

 

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明日はもう恒例のゲームでトーナメントですよ。頼むぞぽんせ!

早起きは三文の徳 ―
今朝だった。リベンジの機会は突然やってきた。

ノキヤは、上空から眺める景色に目を疑った。前日からの大雪であたり一面ホワイトカーペット。

今週はちょっと雪合戦どころじゃない。そしてこんどこそ、自宅マンションのヒーローになろう。ノキヤの気合いは早くも今季最高潮に達した。

そういえば、ノキヤは学生時代から、人一倍、正義感の強い男だった。魂のヘビーロッカーとして名を馳せた。

おれたちが海賊4人にやられた時も、次の日、黙って1人で仕返しにいった。そして負けた。

「朝食?恒例の朝定食?いやいや、待て待て待て、二の次だ。住民さんの足場を確保せずしてどう1日が始まる?」

朝食など後回し。
ノキヤの気合いは朝6時にして積雪量をはるかに上回った。
 
ノキヤは、ビッグショベルをしっかりと右手に掴むと、一気に玄関の扉を開こうとした。

がしかし、ドアが開かない!横殴りに叩きつけられた雪のモッコリがドアを塞いでいる。

設計ミスか?いや屁理屈は要らない。
ノキヤは左アキレス腱を伸ばしながら、その体勢で一気に扉をこじあけた。

通路からエレベーターの前にまで雪が積もる光景も初めてだった。
 
エレベーターに乗り込むと通路側の雪が冷奴をカットしたような美しい断面を覗かせた。今回はちょっと尋常じゃない。

そして戦場となる1Fへと舞い降りた。
 
1Fロビーにショベルが3つ並んでいた。

1枚のメモが添えてある。

「スコップをお使いください。使ったら元に戻してください。」 

管理人さんの配慮だった。
イキだなおい。準備がいいな。

だが、ノキヤはブレなかった。
”3丁目のデイリー”の異名を持つ男の覚悟はちょっと違った。

「ありがとう管理人さん。でそんなもの要りませんよ。このあと豪快に、自らのビッグショベルで右方向へおっつけるのだから。」

と言わんばかりの表情を浮かべ、ついに積雪の屋外へ突入した。

がしかし、

すぐにUターンし、戻ってきた。

ノキヤの右手に注目すると、持ってきたのはエレキギターだった。
布袋モデルだった。

朝4時まで羽生選手の金メダルに泣きじゃくっての睡眠不足も手伝って、天然が出てしまったノキヤ。

結局部屋へは戻らず、悔し紛れに管理人さんのショベルを借り仕切り直した。

いろいろあったが、ノキヤは自信を持っていた。
前週の教訓はノキヤを成長させていた。

この日も上下こそ革ジャンだが、真新しい雪用スパイクが勇ましく大地を踏みしめた。

そして、運命のホイッスル ―

あたりはまだ薄暗い。人けもまったくない。

「住民の皆さんよ、いいんだぜ。まだ寝ていてくれ。おれ、整えるから。」
 
ノキヤのセリフは常に男前だった。
 
観た事のないスピーディーなステップからなる独特のルーティーンで、白い恵みを豪快に掻きこんだ。

何十回、何百回とスコップを往復させた。
まさにヒーローだった。

「雪国の人はすごいんだな」「逆に東京の人も大変だろうな」
ハートを熱くしたノキヤは時折つぶやく余裕をみせた。
 
いろいろ考えながら作業しているうちにテンションが高まり、ホワイトベリーの夏祭りが頭から離れなくなったノキヤ。

途中、スコップによるマイクスタンド回しを2度放つなど格の違いを見せつけた。これぞ男の中の男。パフォーマンスも絵になるし、気合いが違う。

そして ―

雪かき開始から20分が経過。
いよいよ効果的な有酸素運動に突入する時だった。

「あ、ベイベェェエエ・・・!!」
 
ノキヤが珍しく大声を発し、特盛りの雪を担ぎ上げた次の瞬間!

悲劇は突然、起きた。

ノキヤが、腰をピキッた。
 
ノキヤ黙った。

ノキヤうずくまった。

会場静まり返った。
 
顔面蒼白のヘビーロッカーが雪と同化。
開始20分で、白銀のカメレオンと化した。

まさに悲劇のヒーローとなってしまった。
決して、見てはいけないノキヤ屈辱の敗北シーン..
 
と、次の瞬間、、
突然立ち上がったノキヤは、まるで何事もなかったかのように背筋をピーン!!

スコップを元の位置に戻すと、マンションに一礼。
ギターを担ぎその足で牛丼チェーン(朝定食)へと消えた。
 
- END -

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